remind


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.5/ 総数: 7件
[5点] 淡泊だからこそ、光るものがある
remindとは「思い出させる」「気づかせる」という意味を持つと言うことで、徳永さんのアルバムとしては「JUSTICE」や「Nostalgia」に基本的に共通するイメージがある。
実際にタイトルチューンである『remind』を始め、『MEMO』,『罪と夕立』,代表曲のひとつ『Positions of life』など、実に重厚な曲が並んでいる。
個人的にはトラック8の『追憶』に注視している。「ナチュラル過ぎるほどナチュラルに曲が書けた」と徳永さんが言うように、本来ならアルバムコンセプトに合わない曲だったのだが、先行シングルとしてタイアップも得たために収録(『恋心』を併せて両A面シングル)。
『追憶』自体はそう言った意味合いから殆ど徳永さんのライブやアルバム等で披露されることはないが、このアルバムに収録されていることで、いわゆる、濃い味の料理が続いたときに、あっさり味の料理が出てほっとする・・・ような感じ。
逆転の発想として、ナチュラルな仕上がりだからこそ、誰もがそれにそっくりな
或いは似た経験のあるだろうということで実は名曲となりうる。この曲が収録されている唯一のアルバムと言うことで今も頻繁に聴いている。
是非、一度聴いてみて欲しいアルバムだ。 (2007-11-24)
[5点] 私の応援歌
このアルバムは、私を完全に徳永英明というアーチィストに引き込ませた!
その中の一曲「Positions of life」が、特に好きだ。
どうしようもなく、落ち込んでた時に「傷付いて胸が壊れそうでも、瞳だけはあの空をみて どんな日も 強い気持ちがあれば そこに名前が残る!」という歌詞が、徳永さんの優しさあふれる声に乗って聞いた時 心が洗われる気がして涙が止まらなくなった。 (2006-07-20)
[4点] 「いのち」「生きる」のテーマが前作からバトンを受け「Positions of life」へ
彼の90年代作品は二つずつ季節を経る。「Nostalgia」「太陽の少年」の陰と陽、「太陽の少年」「bless」の光2部作そして「honesto」「remind」の闇2部作である。「honesto」の歌詞写真があれ程カラフルに彩られてるのに何故闇なのか。だがあの作品の根底では、彼の、再び己の闇と向き合う過程がにじみ出てきている事を、思い出して頂けると思う。あの鮮やかな花たちは、その裏返しの憧れ、こうでありたいという象徴だ。

そして、その闇は今作で黄昏の坂道を歩む。5月発売の作品が既に初秋(季節よりも人生の初秋)を思わせるのだ。しかも前作からたった1年のスパン。作品主題への集中度が伺える。

例えば富永太朗の詩“戦慄は去った あの貪婪な木々さへも 闇を招いてはいない”という精神の様に、
光2部作のあれ程吹っ切れた決意で、踏み込んだはずの未来飛行。だが、そのピュアさだけで飛ぶことは、逆に不自然さも伴ったのか。闇とは、誰でも常に背中にあるものだからだ。
ジャケをみつめると、彼の手からこぼれ落ちる何かがみえてくる。それは内面の彼自身。闇とは、彼自身のサガであるというような写真だった(だがその負荷が彼の翼を重くしてゆく)。

彼は今作で前回から育まれた命題の集大成を図る。即ちリスナー自身が自身を追い込んでゆくイノセンスとの闘い、また作者自身も闇との闘いと向い合うこと。人生の蘇生に挫けても、自ら命を諦めるなと語りかけ、作品主題である「いのち」へと未来飛行は進んでゆく。
そして『Positions of life』で一つの結びをみる。詞中の“名前”とはいのち、lifeの象徴である。
序曲『remind』はこれと姉妹にあり、先にテーマ曲を配すことで、作品は一貫した。

前作同様POPSの下に精神性を描く。名曲「罪と夕立」収録。 (2005-10-15)

[3点] どうにも
徳永さん自身に『方向性』への迷いがあるのが見えてしまう。どの方向でいくのか定まっていない感じ。世界観も、自分の良ささえも少しボンヤリとしてしまっているのではないでしょうか。
「Positions of life」はライブ版では底力を見せてくれるが、アルバム内では、説得力に欠ける。
良いと思えるのは「追憶」。綺麗な街並を、ゆっくりと想い出をなぞるかのように歩く、そんな場面を見せてくれる。

曲の完成度が低い時には、メッセージ性はなくとも、美しい世界を、徳永さんの持つ声の魅力を最大に発揮して、私達に届けて欲しい。切実にそう思う。 (2005-09-11)

[5点] バラードの神様☆
とにかく、イイ曲だっ!と思うアルバムです。特にオリオンの炎、追憶、MEMOずっとリピートで聴いていても、もう最☆高です。繊細な彼だからこそ作れたもだと思います。歌詞、曲、そして彼のハスキーで透明な神声。これからも最高の歌を作りつづけて欲しいです。オススメです! (2005-05-12)
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